2020年第1回の蒸留体験ツアーを7月12日に開催しました。参加者は4人でしたが、天気もよくなり快晴の中開催しました。参加者は小森の山の中に入り、オオバクロモジの樹木を講師の永井雄人白神研究所の代表から紹介され、二人で一組のペアーを作り、採取をしていった。ハサミを入れるたびに、オオバクロモジの香りが漂い、とても気持ちのいい採取を行った。白神自然学校に戻り、今度は窯の中に参加者が自ら葉っぱと枝を入れ、窯にかける作業を行った。すべてが初めてだというところで科学の実験をしているようだと述べていた。
後は窯が熱くなるまで、体育館に行き、指にインクを塗り、大きな布の上に手形を押し、2020年の思い出を刻んだ。
そして、木工室に移動して、大きなオオバクロモジの樹木を輪切りをし、デュフューザーづくりと、爪楊枝づくりに挑戦しました。中々普段マキリを使ったり、電動やすりを使うことがないので、とても楽しかったそうです。
その後は、お待ちかねの昼食です。鮎の釜めしと白神グリーンカレーを召し上がって、映像も見ながら、あっという間に窯が沸騰してきて、その様子と部屋中一杯に香るクロモジの香りに満たされていました。また、別の機会にゆっくり来ますという方。昨年申し込みをしたら万杯で今回これてよかったという人、様々でした。今度は8月30日です。コロナウイルスで不要不急の外出がささやかれていますが、白神自然学校も新しい生活ルールで事業を実施しておりますので、安心してお出かけください。参加者の皆様、大変にお疲れさまでした。
2020年第1回の蒸留体験ツアー開催報告