第二回 白神クロモジ蒸留体験ツアー

2016年9月8日(木)(参加者:4名)

第二回のクロモジ蒸留体験ツアーは、平日に開催しました。年に約二回の体験ツアーを初夏と初秋の二回開催しているのは、森の様相の違いなどを感じてもらうためです。今回は青森市から三名、弘前市から一名のご参加でした。弘前市内から自然学校までは、リンゴ畑の中(アップルロード)を走っていくと一時間ほどで到着しました。

 自然学校に到着すると、何とも言えない懐かしさを醸し出している旧小学校の建物の中を散策したり撮影したりしてから、本日のオリエンテーションへ。入山場所の説明と、クロモジ採集のやり方、コツなどの説明を行いました。お昼のメニューを選んでから、一同は採集場所へと移動します。

 前回の七月の採集場所よりも少し奥へと進みます。道路沿いから少し中に入ってクロモジを採集します。小雨が降っていたので、雨のかかりにくい木の下で、蒸留しやすいようにクロモジの枝を細かくカットしていきます。小雨のため足元があまりよくなかったのであまり奥までは入らず、手の届きやすい範囲内で採集を行いました。

 クロモジは斜面を好む傾向にあるようで、群生している場所はたいてい急斜面なのです。足場の悪い中で、少し太めの枝をはさみで切るのはなかなか力のいる作業です。30分くらいなら頑張れるけれども、これが二時間なら?毎日なら??と、普段クロモジの蒸留作業に携わる人たちの苦労を思う一同でした。

 自然学校に戻って蒸留作業へ。細かくカットしたクロモジを蒸留釜へ投入します。なるべくたくさん入るようにぎゅうぎゅうと押し込めながら、ふたを閉めるときに縁に枝葉が挟まらないよう注意しながら密閉し、熱を加えていきます。

 教室に戻り、テキストを見ながら、蒸留について、精油について学んでいきます。今回の参加者は皆さん精油を使った経験のある方だったのでそれぞれ精油の使い方や好みなどを聞きながら、白神自然学校で精油を作っていることや、これによって森の健康に一役買っていることなどを説明しました。

 今回のランチは鮎の釜飯定食か白神グリーンカレーか選ぶことができました。鮎の釜飯も、だしがきいていて、とってもおいしく、参加者は写真を撮ったりして、目でも舌でも味わっていた様子でした。

 食後は、蒸留部屋に集まって、芳香蒸留水と精油のたまっていく様子を見守りながら、様々な話に花が咲きます。蒸留を始めてから約四年目となりますが、もっとたくさんの人たちにこの活動を知ってもらい、体験してもらいたい、と我がことのように熱く語ってくださった参加者の様子に、心温まる思いでした。約二時間の蒸留後、各自お土産の蒸留水を手に、自然学校をあとにしました。

今回もご参加本当にありがとうございました!
文責:鎌田雪野

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クロモジを採取し、細かく裁断して蒸留窯に入れる体験です。

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 蒸留が始まるまで、休憩とお勉強とお昼ごはんを食べました。お昼ごはんは鮎の釜めしとグリーンカレーを食べました。皆さん大好評でした。

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また、2017年度も、この蒸溜体験ツアーは実施します。どうぞ、おでかけください。

第二回 白神クロモジ蒸留体験ツアー