2024.7.20日~21日一泊二日の白神クロモジ蒸留体験ツアー報告

1日目、お昼に集合した参加者5名は、山菜そばで腹ごしらえをし、2日間の工程の説明を受けて、早速1日目の大浦光信公の古道散策に出かけた。最初は、種里地区にある種里城の大浦光信公の館の資料館を見学し、津軽の歴史と種里城の歴史や展示品から、光信公への思いを抱きながら、光信公の古道に入っていった。古道は森の中なので、とても涼しくて歩きやすいいい感じでした。参加者は古道に津軽の始祖、大浦光信公への思いをはせながら、黒森地区の殿の井戸を目指しました。井戸では手を入れて、とても冷たい湧水に、殿様もここまで来て休憩したんでしょうねと話していた。

夜は農家レストランで白神御前の料理と日本海の酒どころ、尾崎酒造の安東水軍の日本酒に夜遅くまで酒宴が弾んでいた。この日はクロモジを使った入浴と部屋ではディフューザーを使いクロモジの香りにも包まれての宿泊となりました。

次の日は今年最初の蒸留ツアーが開催されました。

今回の参加者は皆さん前日からご宿泊で、蒸留ツアーの朝にはもうすっかり打ち解けたご様子でした。

とても暑くなりそうな朝でしたが、準備して、いざクロモジ採集へ。通行止めのため採集場所は限られています。少し遠回りして、途中「殿様の井戸」に立ち寄りました。冷たい水がいまも滾々と沸いていました。飲めるようにしてあればいいのにね、、と言いながら、渇きを癒したお殿様に思いを馳せました。

車に揺られてぐるぐると山に入っていきます。軽くストレッチしてから毎年恒例爆竹をバンバンと。毎年クマ被害が増えており、自然活動がしづらくなっています。クマにも事情があるでしょうが、クマった、いや、こまったことです。

どれがクロモジかを確認して、採集していきます。形を見比べたり香りを嗅いだりしながらクロモジを確実に見つけていきます。自然になじんだみなさん、とても効率よく袋が満たされていきました。植樹の場所を見学しつつ帰路に。教室に戻って蒸留釜のセットを行います。きれいな葉っぱはお茶用にお持ち帰り。蒸留水が出てくるまでしばしアロマクラフトの時間です。アロマのお話を少々。空腹もマックスということで、本日のアロマクラフトはクレイ歯磨きです。各自好きな香りを選んでもらい、オリジナル歯磨きの完成です。みんな全く香りが違い、それぞれの個性が出ていて楽しかったです。

地元の恵みたっぷりの白神グリーンカレーを頂き、和気あいあいと。たまたまみなさんリンゴにかかわる方々だったようで、たのしいリンゴのお話が止まりません。宇宙では丸くなるのか?!リンゴ?!それぞれ話は尽きないようでしたが、全員分の蒸留水の準備ができるまでもう少し時間があったので、一休みしつつおまけのアロマクラフト、クロモジペンダントを作りました。

ゆったりした白神の空気感と、清々しいほどに夏らしい日曜日。さわやかなクロモジの緑とその香り、味(お茶と漬物)までも堪能いただき、蒸留ツアーは無事に幕を閉じました。

次回は8月25日(日)。体験されたことがない方もある方も、ぜひ白神でいい汗かいて、エネルギーチャージしに来てくださいね!

アロマセラピスト
鎌田雪野

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赤石川の稲穂が青々と育ってました。

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清流赤石川は全国の釣り人が金の鮎を求めて訪れていた。

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